マウスピースだけじゃない!日中の“かみしめグセ”が気になる人のための耳まわり〜側頭部セルフケア
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歯医者さんで
「食いしばりがありますね」「歯ぎしりの跡が見えます」
と言われた経験はありませんか?
夜だけでなく、日中のパソコン作業やスマホ時間のも、
・気づくと上下の歯がずっとくっついている
・こめかみや耳のあたりがガチガチに疲れている
そんな「噛み締めグセ」に悩んでいる方も少なくありません。
この記事では、
・日中の“噛み締めグセ”でよくあるサイン
・グセが出やすい、生活の中のシーン
・耳まわり〜側頭部をやさしくゆるめるセルフケアの流れ
・マウスピースなど専門的なケアとの役割分担
を、わかりやすくまとめました。
※ここでご紹介する内容は、「病気を診断したり、治療するもの」ではなく、
日々のセルフケアを考えるための参考としてくださいね。
■ 日中の“噛み締めグセ”でよくあるサイン
食いしばりや噛み締めグセがあっても無意識で気づきにくいもの。
まずは、当てはまるサインがないかをチェックしてみてください。
【歯やお口まわりのサイン】
・歯医者さんに「歯がすり減っていますね」と言われたことがある
・頬の内側や舌のふちに、歯型のような跡がつきやすい
・朝起きたとき、奥歯のあたりにだるさが残っている
【顔〜頭まわりのサイン】
・こめかみや耳の前あたりが、重い・ズキズキするように疲れやすい
・長時間の作業のあと、頬やフェイスラインがこわばった感じがする
・頭痛とまでは言えないけれど、「頭が重い日」が増えてきた
もちろん、これだけで何かを決めることはできませんが、
「顎まわりや側頭部に負担がかかりやすい生活になっているかもしれない」という
ひとつの目安になります。
■ 噛み締めグセが出やすいのは、どんなとき?
日中の噛み締めグセは、「単なるクセ」だけではなく、
生活のシーンや姿勢、心の状態ともつながっています。
【PC・スマホに集中しているとき】
・パソコンの画面をじっと見つめている
・スマホを見ながら、前のめりの姿勢になっている
こうしたとき、知らないうちに上下の歯がカチッと当たったままになっていることがあります。
作業に夢中になっている間に、顎回りの筋肉はずっと力が入りっぱなしの状態です。
【緊張・ストレスを感じているとき】
・大事な会議やプレゼンの前
・苦手な電話や対面のやり取り
・運転中や、スポーツ・ゲームで集中しているとき
人は緊張すると、肩や首、顎まわりに自然と力が入りやすくなります。
「歯を食いしばってがんばる」という言葉のとおり、
心の踏ん張りが、そのまま顎の筋肉の踏ん張りとして出てしまうこともあります。
【姿勢が前のめりになっているとき】
・頭だけ前に出た“スマホ首”の姿勢
・ノートPCが低い位置にあって、のぞき込むような姿勢
・イスと机の高さが合わず、あごを突き出すような姿勢
頭が前に出ると、その重さを支えるために首〜肩〜顎の周りの筋肉は頑張り続けます。
この状態が長く続くと、噛み締めグセとも結びつきやすくなります。
すべてを完璧に直す必要はありませんが、
「どんな時に歯が当たりっぱなしになっているか」を知ることが、
セルフケアの第一歩になります。
■ 耳まわり〜側頭部を優しくゆるめるセルフケアの基本
ここからは、日中または夜のリラックスタイムにできる、
耳まわり〜側頭部の優しいセルフケアの流れをご紹介します。
ポイントは、
・強く押したり、痛みを我慢したりしないこと
・「気持ちいい」「ほっとする」と感じられる範囲で行うこと
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「VERTU EXCIA INEDIT CREAM」を、
耳まわり〜顎・フェイスラインのセルフケアの一部としてご紹介しています。
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ほんのりやわらかな甘さを感じるクリームで、
一日の終わりのリラックスタイムに凄く使いやすいアイテムです。
※医薬品ではなく、日々のマッサージやスキンケアの一部としてご使用ください。
【1. 耳のまわりを“なでる・さする”セルフケア】
1)耳の付け根の前側を、指の腹でくるくると。
・人差し指と中指の腹を、耳の前のくぼみに軽く置きます。
・小さな円を描くように、優しく・くるくる動かします。
・「押す」よりも「なでる」「さする」イメージでOKです。
2)耳の後ろ側も、同じように。
・耳たぶの後ろ側から、少しずつ上のほうへ。
・強くこすらず、皮ふの表面に馴染ませるように動かします。
【2. 側頭部(こめかみ〜耳の上)をゆっくりほぐす】
1)こめかみ〜耳の上に、指の腹を添える。
・こめかみの少し上から、耳の上あたりまで、
指をふんわりと広げておきます。
2)頭皮を“ずらす”ような感覚で動かす。
・皮ふの上をこするのではなく、頭皮ごと少し動かすように。
・小さな円を描くように、ゆっくり動かします。
・このときも、息を止めずに「ふー」と吐きながら行うのがポイントです。
【3. 頬〜フェイスラインも優しく触れて動かす】
耳〜側頭部のセルフケアに慣れてきたら、
ほお〜フェイスラインもあわせて、優しく触れて動かしましょう。
1)ほお骨の少し下を、内側から外側へ。
・鼻の横〜ほおに指をおき、耳の方向へすーっ触れながら優しく引き上げます。
2)フェイスライン(あごのライン)から耳のほうへ。
・あご先から耳の下に向かって、優しく触れながらなでるイメージです。
どのステップも、「痛気持ちいい」より一段階手前のやさしさで十分です。
短い時間でも「気持ちいい」「ほっとする」と感じられれば、それがいちばんの目安になります。
■ マウスピースなど専門的なケアと、セルフケアの役割分担
歯科で作るマウスピースや、専門家による治療・ケアには、それぞれ大切な役割があります。
【マウスピースなど専門的なケアの役割】
・歯どうしが直接ぶつかる力を和らげる
・歯や顎の関節を守るサポートをする
・かみ合わせや顎の状態を、専門的な視点からチェックしてもらえる
こうしたケアは、自分一人ではできない、大切な専門領域です。
【セルフケアの役割】
一方で、この記事でご紹介しているようなセルフケアには、
・「いま力が入っているな」と自分の状態に気づくきっかけになる
・耳〜側頭部〜顎まわりを、優しくいたわる時間をつくる
・一日の終わりに、「今日もがんばった自分」をリセットする習慣になる
といった役割があります。
「専門的なケアは歯科の先生に任せる」
「日常のケアは自分でもできる範囲で続ける」
この2つをうまく組み合わせることで、
噛み締めグセと少しずつ上手に付き合っていくイメージを持てると良いと思います。
■ セルフケアだけに頼らず、歯科・医療機関に相談してほしいサイン
セルフケアはあくまで「日常のケア」の一つであって、
次のようなサインがあるときは、早めに歯科・口腔外科などの医療機関に相談することをおすすめします。
・口が大きく開かない、開けようとすると強い痛みが出る
・顎の音(カクッ・ジャリッなど)が続いていて心配
・顎の痛みや違和感が、時間とともに悪化している
・顔のしびれや、左右差の大きな変化が気になる
こうした症状がある場合には、
顎関節症などを含めて、専門的な診断や治療が必要になることがあります。
この記事の内容は、そうした診断や治療の代わりになるものではなく、
あくまで「日々のセルフケアのヒント」としてご利用ください。
■ まとめ:噛み締めグセと付き合いながら、セルフケアを続けるコツ
最後に、この記事のポイントを簡単にまとめます。
・日中の噛み締めグセは、PC・スマホ、緊張、姿勢など、生活のシーンとつながっていることが多い。
・「どんな場面で歯が当たりっぱなしになりやすいか」に気づくことが、セルフケアの第一歩。
・耳まわり〜側頭部〜頬〜フェイスラインを、強く押さずに「なでる・さする」セルフケアでも、 ほっとした感覚を得られる方は多い。
・不安が大きいときや痛みが強いときは、セルフケアだけに頼らず、
早めに歯科・医療機関へ。
噛み締めグセは、「二度とやらないようにしよう」と力でねじ伏せるよりも、
「気づいたときにそっと力を抜く」「一日のどこかで、自分をいたわる時間をつくる」ことが大切です。
耳まわり〜側頭部のセルフケアを続けるときは、
・“完璧に毎日”ではなく、“できる日に少しずつ” 短い時間でも自分が心地いいと感じれるように積み上げていく。
・お気に入りのクリームや香りを決めておくことも続けていくにあたって結構大切。
VERTU EXCIA INEDIT CREAM は、
顎まわりやフェイスライン、耳まわりまでのセルフケアに取り入れていただきやすいよう、
テクスチャや香り、使い心地を大切にして開発したフェイスクリームです。
「歯をくいしばって今日も頑張ったな」と感じる日の、
一日の終わりの小さなリセット時間づくりに、
よろしければ、そっと取り入れてみてください。
「歯をくいしばって頑張りすぎてしまう日」が多い方の、
一日の終わりの小さなリセット時間づくりに、
この記事が少しでもヒントになれば嬉しく思います。