スマホ首・PC作業で休めないあご”が増える理由 食いしばりと“歯が触れるクセ”入門
Share
スマホ首・PC作業・ストレスで「顎周り」がこわばる理由
「気づくと歯が当たっている」
「夕方になると、あごがだるい」
「こめかみ〜耳の前が張る気がする」
この“顎周りのこわばり”は、
生活の中の「無意識のクセ」が積み重なって起きやすいものです。
この記事は、
“あごに起きること”だけを、やさしく整理します。
※本記事は医療行為ではなく、セルフケアの考え方の紹介です。
強い痛み・しびれ・口が開けにくい等がある場合は、医療機関に相談してください。
まず結論:あごは「歯が触れている時間」が増えると休めなくなる
ポイントはこれです。
歯は、
基本は「離れている」のが自然。
でも、集中や緊張が続くと
歯が“うっすら触れる時間”が増えます。
このクセを
TCH(歯列接触癖)【歯が触れるクセ】と呼ぶこともあります。
スイッチ① 画面に集中すると「歯が触れやすい」
スマホ・PCで集中すると、
体はがんばりモードになりやすいです。
そのとき起きやすいのが、
・眉間に力が入る
・呼吸が浅くなる
・奥歯が触れる
あごは「無意識の力」が入りやすい場所なので、
気づかないうちに休めなくなります。
スイッチ② 口呼吸だと、あごが落ち着きにくい
口が開きやすい状態が続くと、
口まわりが安定しにくくなります。
おすすめは、
鼻呼吸【鼻で息する】を思い出すこと。
「鼻で吸って、口で長く吐く」だけでもOKです。
スイッチ③ ストレスは“食いしばり”を呼びやすい
ストレスがあると、
体は守るモードになりやすいです。
その結果、
食いしばり【歯をぎゅっと】や
浅い呼吸【息が短い】が増えやすくなります。
がんばっている人ほど、
自分では気づきにくいのが特徴です。
30秒チェック:あごが休めていないサイン
□ いま、上下の歯が触れている
□ こめかみが疲れやすい
□ 仕事中、気づくと奥歯に力が入る
□ 画面を見ると、呼吸が浅くなる
□ 起きたとき、あごがだるい
当てはまるほど、
“ほぐす前に、休ませる工夫”がおすすめです。
今日からできる「休ませる」30秒
1)合言葉は「唇は閉じて、歯は離す」
唇【くちびる】は軽く閉じる。
でも、歯【は】は触れない。
これを1日3回だけ思い出すだけでOKです。
2)舌の置き場を決める
舌【した】は上あごにふわっと。
(前歯のすぐ後ろあたり)
“置き場”が決まると、
あごが落ち着きやすくなります。
3)吐く息を長めに(深呼吸3回)
吸うより「吐く」を長めに。
吐けると、肩も下がりやすくなります。
具体的なセルフケアは、ここから
気になるところから、1つだけでOK。
・朝の顔の重さが気になる → D-1(こちら)
・ほうれい線・フェイスラインと“こわばり”が気になる → D-2(こちら)
・日中の噛みしめグセが気になる → D-3(こちら)
・夜にリセットして眠りたい → D-4(こちら)
受診の目安(心配なときは無理しないでOK)
・強い痛みが続く
・口が開けにくい/顎がカクカクする
・しびれがある
・めまい、吐き気がある
不安がある時点で、早めに相談して大丈夫です。
あごのこわばりは、
あなたのせいではなく、
生活の中で起きやすいクセの積み重ねです。
まずは、
「唇は閉じて、歯は離す」を今日1回だけ。
それだけでも、十分スタートになります。